教育メソッド

子どもたちのみずみずしい感性を育てるうえで、特に大切にしたいのは「環境」です。それは感性だけでなく、知性や理性をも含む子どもの「個性」を育むための重要なファクターであると私たちは考えています。
子どもたちをとりまく「環境」は、まず「家庭や家族」そして「地域社会」にはじまります。 そこには子どもたちが安心して生活できる空間があり、母語の習得の原点にもなります。そして、家族や友達、地域の方々との交流から伝統や文化、風習を知り、さまざまなことを学びながら「絆」をつむいでいくのです。
「自らの芯」のありかを知ってこそ初めて、日常生活のあらゆる面が世界や地球とつながっていることに気づき、世界との距離感を測ることができるのです。そのための環境がグローバル社会です。
子どもたちが、このグローバル社会のなかで自分のチカラを十分に発揮するためには、自らの日常とは異なるさまざまな文化や伝統、生活などを「知りたい!」「体験したい!」という気持ちを強く持つことが大切です。その知的好奇心こそが、未来への飛躍の原動力となるのです。

こうした観点から、子どもと家庭、子どもと地域や国、そして子どもと世界を結び、子どもたちの知的好奇心を育み、地球上のさまざまな地域で躍動できる個性をプロデュースすることが、私たちの使命であると考えています。